唐招提寺の開祖は鑑真和尚で殺生禁断の戒律で有名です。
体に蚊が止まっても殺生してはいけないと、団扇(うちわ)で追い払いながら修行されたことに由来した行事です。
次第に“蚊”が“魔”を払うに繋がり、今はハート形の唐団扇(宝扇と呼ばれるもので、万能の魔よけです)を鼓楼の上から参詣者に向かって撒き与える儀式です。
毎年、200名くらいの文化人を選んで、絵や字をかいてもらって寺ではそれを屏風に仕立てて保存しているそうで、その展示を見るのも一興です。
宝扇撒きばかりが注目されますが、最初に雅楽の奉納があります。
宝扇は通年で販売されていますが、早起きしてこの催しに参加して手に入れるのも醍醐味です。
なお、うちわまきには整理券の入手が必要ですが、年々改善されていますので、HPなどで事前に確認してでかけるのが良いでしょう。
開催日 | |
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場所 | 唐招提寺 |
住所 | 〒630-8032 奈良県奈良市五条町13−46 |
HP | http://www.toshodaiji.jp/about_spring.html |
34.675561 135.7826447
この行事・イベントは終了しています。