天理市に鎮座する大和神社(おおやまとじんじゃ)は正式名「大和坐大國魂神社(おおやまとにます おおくにたまじんじゃ)」と言います。
この名が表すように大和神社は日本の歴史上、最も由緒ある社のひとつです。
ここで毎年この日に行われるのがお弓始め祭(おゆみはじめさい)で、御祭神八千戈大神(やちほこのおおかみ)の例祭新年を迎えての弓打ち神事としての厄払いで、一年の健康と作物の豊作を祈願する祭事です。
美しい装束で現れる射者の姿には静かな美が感じられます。
また、祭事の前には善哉(ぜんざい)のふるまいもあり冷えた体を暖めます。
魔除けについてですが、矢の先端の鏑(かぶら)の形がひき蛙の目に似ているところから“蟇目(ひきめ)”と言われるのですが、矢を放つことでこれが風を切ることで出る音が魔除け、厄除けになるとされています。
小笠原流弓術通りにとり行われるこの祭事を「蟇目(ひきめ)の儀」と呼ばれる由来です。
開催日 | |
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通年開催日 | 1月4日 |
場所 | 大和神社 |
住所 | 〒632-0057 奈良県天理市新泉町306 |
HP | http://ooyamatohp.net/service.html |
35.7525181 139.41314039999997
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