繞道祭は大神神社で年が明けての午前0時ごろ。
檜の木を擦り合わせて熾した火を松明に点け氏子内を廻り、その火を氏子は火縄に移して振り廻りながら家に帰り、お正月用の火(神棚に灯したり、世が明けてからのお雑煮焚き用にする習わしです。
これは古代の氏子が神様から火を分けてもらうと言う形で、火は霊魂になぞられていました。
晦日の夜の三輪の街の暗闇に、弧を描きながら村々に向かって行く火縄の列の景色は、ひととき古に身を置くような経験になります。
もちろん今では参拝客もその灯を頂く事ができます。
斎庭のご神火拝戴所に移された「ご神火」は、数千人参拝者の手で持参した火縄やランタン、カイロに写し取られ、今年の無謬息災が祈られます。
開催日 | |
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場所 | 大神神社 拝殿 |
住所 | 〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422 |
HP | http://oomiwa.or.jp/saiten/01-nyoudousai/ |
34.5285447 135.8553702
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