「春日若宮おん祭り」は 12月15日~18日に春日大社で行われる大和の祭り納めの御祭り。
長承3年(1134年)から翌年にかけて、都は大飢餓に見舞われました。
時の関白・藤原忠道は民の救済の為に、皇室米を下賜し、春日野に御旅所(神様が巡幸の際休息する場所)を設けて、氏寺の春日大社若宮の御神体を迎えて、五穀豊穣と万民豊楽を祈願されたことに由来します。
ここでの最大の見どころは17日の「お渡りの儀」です。
奈良県庁前を西に向かって出発した伝統行列は、南下してJR奈良駅から今度は東に三条通をほぼ一直線に進みます。
その後春日大社の一の鳥居を入ってすぐの「影向(ようごう ※神様が仮の姿を現される場所の意)の松」まで行き、ここで「松の下式」を行ってから御旅所に入られます。
800年以上の伝統のあるこの行列は重要無形文化財に指定されていますが、日本の芸能のルーツとも言われるほどの深みがあり、絶対に目に焼き付けてほしい祭事です。
開催日 | – |
---|---|
通年開催日 | 12月15 – 18日 |
場所 | 春日大社 |
住所 | 〒630-8212 奈良市春日野町160 |
電話番号 | 0742-22-7788 春日若宮おん祭保存会事務局 |
FAX | 0742-27-2114 |
HP | http://www.kasugataisha.or.jp/onmatsuri/ |
34.6813804 135.8461969