「だだおし」は2月14日に長谷寺で行われる儀式で、鬼に仮装した人が逃げてゆくのを追いかけて呪文を唱え、魔よけをします。
これは禊(みそぎ)、或いは模倣呪術(もほうじゅじゅつ)と言われるもの。
「だだ」は閻魔大王が持っているもので、生前の行為に対して懲罰を加える際に使う杖のことだとも、また疫病神を追い出す為の「儺押し(だおし)」から来たという説など様々で明確ではありません。
かつては暗くなってから催されていましたが、様々な諸事情でいまでは15時からとり行われています。
赤・青・緑の装束の鬼役が現れ、太鼓や法螺貝が鳴り響きます。
そのあとに、大きな炎に包まれた巨大な松明を数人の男たちが担いで現れ、大声を上げながら境内を歩き回ります。
最後は僧侶たちが楉(すわえ)と牛玉札の威力で対抗して、鬼を追い出します。
松明はかなり立派なもので長さが一丈五尺(約4.5m)重さ三十貫(120キロ)を越えるもので大変迫力があります。
動画:公式Youtube
開催日 | – |
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場所 | 長谷寺本堂 |
住所 | 〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731−1 |
HP | http://www.hasedera.or.jp/free/?id=531 |
34.5358962 135.9046335
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