「修正会」とは仏教寺院で毎年1月に行われる法会のことですが、この「駄々堂の鬼走り(だだどうのおにはしり)」もその修正会結願の作法として行われます。
鬼はしりは昼夜2度行われます。
第1部は午後3時、大般若経の転読のあと、大きな鬼面をつけた鬼が火のついていない松明を持って走り、この後御供撒が行われるまでを言います。
鬼の後からは長い棒を持った人が板戸などを叩きながら回りますが、これをすることで年中肩凝りがしなくなるということで参加自由です。
第2部は午後8時。鬼走りの本番となります。大般若経の転読のあと、小松明に、護摩で焚かれた火を移して鬼を迎えに行き祭事が始まります。
火が移された大松明を抱えた鬼たちがこれを振り回す様はまさに圧巻と言えます。
火が弱まったあと、火伏の作法があり行事は終焉しますが、鬼の装束の紙コヨリが厄除けになると信じられているので参詣者の取り合いが始まるのもこのタイミングです。
巨大な鬼面、大松明の舞など見所満点の祭事です。
開催日 | – |
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場所 | 念佛寺 |
住所 | 〒637-0060 五條市大津町177 |
電話番号 | 0747-22-4001 五條市 産業環境部 企業観光戦略課 |
HP | http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1143010218687/ |
文化財登録 | 国指定重要無形民俗文化財 |
34.4910841 135.6302472